知県生コンクリート品質管理監査会議
議長  梅 原 秀 哲
名古屋工業大学大学院 教授


 

 愛知県生コンクリート工業組合は、設立2年後の昭和54年から品質管理監査を開始し、以降39年にわたって品質管理監査を実施してまいりました。平成9年には、「中立性」「公正性」「透明性」を図る観点から、品質管理監査を実施する第三者機関として愛知県生コンクリート品質管理監査会議(愛知県監査会議)を設立するとともに、全国統一品質管理監査制度に参画いたしました。さらに平成25年度からは、愛知県監査会議の上乗せ基準を撤廃し、「全国統一品質管理監査会議基準」に基づいた「レディーミクストコンクリート全国統一品質管理監査(立入監査)」を実施しております。

 
 平成29年度は、87工場で立入監査を行い、内26工場に於いては愛知県の立会いを得て実施しました。その結果、立入監査を受審したすべての工場が「全国統一品質管理監査基準」に適合と判定されました。
 愛知県監査会議では、合格した87工場の内、廃業した1工場を除く86工場に「品質管理監査合格証」を発行いたします。この合格証と、全国生コンクリート品質管理監査会議が発行する 『㊜マーク』 が、生コンクリートの品質を保証することになります。
 
この立入監査によって各工場の品質に対する意識は着実に高揚しており、また、発注者や施工者の皆様方には高い評価をいただいているものと自負しております。
 今後も品質の信頼性を高め、安心して使用できる生コンクリートとするために、監査制度のより充実した運営に努めてまいりたいと存じます。今後とも、皆様のご理解、ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。



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